体が動くとは?

今日のアリゾナもいい天気です。

近くでPGAのツアー最終日が開催され、松山英樹プロが2連覇に向けて猛チャージ中。

そして今日はスーパーボウルの日。

アメリカはスーパーボウル一色になることでしょう。

モビリティとスタビリティ

昨夜、FBに多くのトレーナーたち(トレーニングを指導している人たち)が、今までの指導で結果が出なかったのは、モビリティーへの意識が不足していたから、、、的な記事が載っていました。オーストラリアからの記事、そしてアメリカも、はたまた日本もその傾向があります。

モビリティーとスタビリティを意識してトレーニングをすることが大切、というのはここ2年ほど日本でもよく言われていること。

 

身体の関節にはそれぞれの役割がある。安定を軸とする関節と可動を軸とする関節。

それぞれが交互に存在している、、、と。

例えば

可動性の関節と言われているのは

足関節(足首)、股関節、胸椎、手首、肩関節(肩甲上腕関節)

安定性の関節と言われているのは

足部、膝関節、腰椎、頸椎、肩甲胸郭関節、肘、手

といった感じ。

関節の形を見ればもちろんそれは理解できる分類の仕方。

この考え方を元に動きを作っていくことはもちろん大事だけれども、そこに執着をしてしまうと、大きな落とし穴がある、と私は考えている。

スタビリティ・安定性の関節だから安定させないといけないのか?モビリティ・可動性の関節だから動かせないといけないのか?

安定させるというと、今まで見てきたケースだと、多くの場合そこをどうにか固定させる、動きを制限させてしまうという方向に考えて動きに反映させている人が多いように見受ける。

物事の見方の問題なのかもしれないけれども、安定性=動きを制限させる=固定力を高める、という公式が成り立った時、人の体は動かなくなる。

一方、可動させることが大切な関節だからと、いっぱいに動かすことばかりを考えてしまうと、それまた不安定性が増して、実は動きのつながりを欠いてしまう傾向が強いと感じている。

股関節は可動性の関節だから、めいいっぱい動かすことを意識しましょう、、、とストレッチや様々な可動を引き出す動きをしたりするけれども(たとえば左右開脚やディープスクワット、お尻を高く上げたベアポジションなど)、大事なのは、なぜその動きができなくなってしまったのか?ということを根本から考えること。

同時に、その人自身にその体の使い方の中で何を感じているのかをきちんと問いかけない限り、可動性をあげようとも、安定性を増そうとも、その体は使える体にはならない。

なんのための可動性なのか?

様々な年齢の方の動きを見させていただく中で、共通して見えてくることがある。

女性はもともとの関節が緩い方が割合として多く、男性よりも筋力が弱いうえに、年齢と共に筋力の低下が著しく起こりやすい、、、ということ。

それを考えると、体が硬いのはよくないから、体を柔らかくするためにストレッチをしましょう、、、ということへの違和感を常に感じる。

可動性が上がれば、不安定性が増す。

その不安定性を補うための新しい体の使い方を教えて、初めてその健康で安全な動きのサイクルは出来上がる。

モビリティが大事だよね、、、に違和感を感じ続けている私。

なぜならモビリティは体の動きの向上の根本的な解決にはならないから。

大事なのは、今の自分の体を様々な方法で、様々な方向で、様々な形で動かすことができるか。

モビリティやスタビリティではなく、バリアビリティ(変動性)とディバーシビリティ(多様性)こそが本当に必要なこと。

肩の動かし一つを見ても

肩関節(肩甲上腕関節)は可動性の関節と言われている。だからと言ってぐるぐる肩を回せて、肩周りをストレッチして可動性をあげればいいというわけではない。

例えばゴルファーの場合、スイングのメカニズム的にも、肩の外旋が大切な動きになるから外旋を上げるためにトレーニングをする人も多いかもしれない。でも実はそれがマイナス要因を作っている可能性もある。
ゴルフの練習で散々外旋位を取っているのだから、外旋のトレーニングは入れないで、外から見たら動きとしては外旋位を取っていないけれども、体の中では(脳の反応としては)外旋位となりえる動きをする事で、実はその外旋位の可動性の向上とその可動性をコントロールする必要な安定性がもたらされる。
外旋していないけど外旋しているかのような動き。
それこそがトレーナーが見つけるべき大切なポイントであり、外旋のために外旋をやります、はつまらない(あ、そういう問題ではないか、、、)、実は動きを向上する上では、脳の働きに問いかけられていないのだと思う。

「あなたは人の体の動きを作り上げる上でなにを大切にしていますか?」と聞かれたら

このテーマから言えることは

いかにもその動きをやっていないように見せかけて、実はその動きをやっているという方法を意識しています。なぜなら、それこそが脳神経系への刺激を高め、変動性と多様性を生み出す近道だと思うから、、、と。

昨日FBの記事を見たときの違和感をちょっと整理してみました!

今日はこれからプロとラウンドしてきまーす!

自然界を見れば、環境に応じてそれぞれが変動をしている。人間だって同じ!

 

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