情報の扱い方

今日の京都はちらちらと雪も舞いつつも立春を過ぎた太陽が暖かいです。

 

知り合いがFBに自分の写真(仕事上使っていて、きちんとプロの方に撮影していただいたもの)を、他人のインスタグラムに加工されてまるでその人のもののような見せ方で使われていた、という話を書いていて、情報の扱い方の日本の現状を考えるきっかけをもらった。

 

私が大学生の頃はまだコンピューターなんて珍しかったし、ようやく電子メールが普及したころ。大学院に入るころに電子メールだホームページだ、、、が少しずつ広がっていたころ。ほんの20年でネット環境が変わり、情報の広がりも変化を遂げた。

 

スキャナーなんてものも、コピペなんて言葉だって最近のこと。

だけどそれができたことで、情報の管理はとても難しくなっている。

 

セミナーをやれば、携帯で動画をとる人が山のようにいる。

許可するかしないかは主催者と講師の問題だけど、受講者は前提として受講料を払っているので撮影していいでしょう、、、と考えている人がほとんどでおそらく誰もそれを確認していない。

 

まれに「撮影してもいいですか?」って聞いてくれる人もいる。

ほとんどの場合私も「だめです」とは言わない。

「個人使用ならいいですよ」ってつけることもある。

 

日本においての情報への敬意は非常に低い

 

出されているものであれば使ってもいいでしょう、、、くらいの感覚。

 

引用と転載の違いもおそらくわかっていない。

 

まずWikipedia(これは著作権はオープンになっている)

引用(いんよう、英語:citation, quotation[1])とは、広義には、自己のオリジナル作品のなかで他人の著作を副次的に紹介する行為、先人の芸術作品やその要素を副次的に自己の作品に取り入れること。報道や批評、研究などの目的で、自らの著作物に他の著作物の一部を採録したり、ポストモダン建築で過去の様式を取り込んだりすることを指す。狭義には、各国の著作権法の引用の要件を満たして行われる合法な無断転載[2]のこと。

引用は権利者に無断で行われるもので、法(日本では著作権法第32条)で認められた合法な行為であり、権利者は引用を拒否することはできない[3]。権利者が拒否できるのは、著作権法の引用の要件を満たさない違法な無断転載等に限られる。

32条(引用)

  1. 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。 (Wikipediaより)

 

 

引用は誰かの著作物を使用した場合、必ずどこが出どころかを明確にする必要がある。

そのままの言葉であれば「    」(Wikipediaより)となるし、要約(文章そのものを使うのではなく、内容の要点、趣旨を変えることなく違う言葉で説明)する場合でもその出先を明示することは必要になる。が、著作者の許可はいらない。

 

転載とは

 

転載(てんさい)とは、他人の著作物を複製して、もともと公開されていた場所とは別の場所に公開すること。公表された著作物を他の新聞紙若しくは雑誌その他の刊行物に載せること。

コンピュータネットワークが発達・普及した現在では、ソフトウェア、電子テキスト、画像データなどの電子著作物で行われることが多い。なお、著作権法の定める引用の要件を満たさずに著作権者に無断で行うことは、複製権公衆送信権などの著作権侵害となる。(詳しくは「コンピュータネットワーク上の転載」の項を参照)

転載の原則

転載は他人の著作物を、著作者の関与しない場所に複製する行為であり、手順を誤ると著作権侵害となることがある。そのため、転載する際には以下の項目を守る必要がある。

  • 転載を許可されている著作物のみを転載する
    • 市販されている商業用ソフトウェアなどは、通常、転載は許可されていない
  • オリジナルの内容を改変しない
    • ソフトウェアや画像ファイルの加工を行わない
    • 圧縮ファイルに含まれているファイルはすべて一緒に転載する。また、オリジナルに含まれていないものは何も追加しない
    • 圧縮形式やファイル名を変更しない
  • 転載元を明示する

また、以下の事項を守ることが推奨される。

  • 再転載をしない
    転載された内容がオリジナルと同一であることは必ずしも保証できないため、転載元からオリジナルを取得して行うべきである。

(Wikipediaより)

 

 

この2つの大きな違いは

引用は著作権者の許可はいらない、が引用元を明示する必要がある。

転載は著作権者の許可が必要。または転載の許可がある物を使う。許可なく使う場合は著作権侵害となりえる。雑誌記事、写真、資料などを元あった公開場所とは違うところで使う場合は必ず著作者の許可が必要。転載の転載は許されない(再転載)、なぜならオリジナルでない可能性があるため、必ずオリジナルを取得することが必要になる。

 

写真などはいまどきフリー素材というものがある。それは著作者が権利をもたずだれでも使っていいもの。それ以外の写真などは必ず著作者に使用確認をとることが必要。

 

私も撮影などで写真を撮っていただくことがありますが、それがたとえ私個人の写真であろうとも、必ず使用許可の確認を取ります。

 

時にはカメラマンさんにその著作があるときもあるし、出版社が持っていることもあるし、会社が持っていることもある。双方が共同で持つこともある。だから自分が写っているから無断で使っていいというわけではない。

そして、こういう用途でこんな場所で使います、、、という説明も必ず入れて許可をもらう。そうでないと、あとで「そんなところで使うなんて聞いてないけど、それは困る」と言われることだってある(可能性はある)

 

文章も同じ。

その文章は誰に帰属するのか。

シェアなんて機能が簡単に使えるようになった分、他のものに関しても簡単に転載していい、、、という感覚が生まれている。

 

日本の教育の中で情報の扱い方を学んできていないのだからそこは難しいところだけど、でもセミナー講師をする人や自分の情報を発信する人は少しずつ自分の周りの人の教育をすることが、これから先情報が丁寧に扱われる、情報そのものがタダではなく、価値があることがわかってもらえる日が来るのではないかな、と思う。

 

私もまだまだこの辺りは勉強中だけど、でもすべての情報とそれをクリエイトする人に敬意を示していきたいとおもう。

 

さ、週末のセミナーの資料を作ります!

きちんと情報処理します!

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