情報の扱い方 Part 2

昨日の知り合いの宣材写真の盗用の話題から、情報の扱い方についてブログに書いたところ、色々な方の意見を聞くことができました。

情報の扱い方

 

立場が違えば見えているものも違う

その違いが分かったうえで、もう少し大事なこの話題を書いてみようと思う。

その前に、、、

明日、明後日は浜松スポーツカンファレンス。常葉大学の先生たちが作り上げている近隣のスポーツ指導者や学生さんたちが学べる場を提供したいという素敵な会。

 

今年で3回目で初回から呼んでいただいています。

 

img_7536.jpg

 

img_7534.jpg

今年のテーマは「カン」

常葉大学の教授であり剣士である菊本先生の考え方はいつも多くの学びをいただきます。

学生の成長に真摯に向き合う先生がここにいるんだ、、、って心から感動したのも覚えている。

 

そして今年も里先生と一緒。

さらにいつかお会いできる日が、、、と思っていた小俣先生が今年は登壇されます。

いつもFBの鋭い書き込みでしか想像できないですが、心の優しい人なのだろうな、、、っていつも思っているので、生小俣先生が楽しみです。

そして来週末は、JATOのシンポジウム。スポーツセーフティー講座は事前申し込みで無料ですので、ぜひスポーツに携わる方、アスリートの保護者の皆さまご活用ください。

 

img_7510-2img_7452

 

さて、本題に。

昨日は情報の引用と転載について書きました。情報の扱い方

誰かの文章や資料、データなどを使う場合、引用が必要。(発信源がどこなのかを明確にする)これは著作者の許可はいらない。

転載(写真やデザイン、雑誌記事など作品そのものをまるまる使う)の場合、転載自由という記載がない限り、必ず転載許可が必要。

簡単に言うとそんな感じ。

日本においては情報の扱い方の勉強を(大学レベルでも「コピペ」がされているくらいだから)きちんと教育を受けていない(せめて自分の文章に要約することは学ぶべきだとおもう)。なにより情報の価値、そして情報に対する敬意が低すぎる、、、というのも知識そして常識レベルとしては非常に恥ずかしい問題であると個人的には思っている。

 

日本においては情報や表現されたモノ(写真、文章、デザインなど)は、お金でおもちゃを買うのと同じレベルなのだと感じることがある。おもちゃをお金を出して買う。で、誰かに「これ私のだけど貸してあげる。」といって貸してあげる。または「私買ったけどいらないからあげるね」の世界。

 

情報なども同じ感覚で、お金を払ってセミナーを受講する。

「私持ってるから貸してあげようか?」

「あ、私いらなくなったから使っていいよ」

 

情報(無形物・無体物)は形のあるおもちゃ(有形物)とは違うことに気が付いていない。(でもビジネスの側面としてはおもちゃにだって商標登録や特許はある。ざっくり言うとおもちゃ(有形物)の貸し借りなどはビジネスとして使用しない、自分の経済的活動当てはまらず、権利者の権利を損ねない範囲で許可されているという一つの前提がそこにはある)

 

私の周りには講師を務める方、文章や写真、作品をクリエイトする人たちがたくさんいる。

それぞれが学び、積み上げ、資格を取り、そしてさらに自分で形にした様々なものを多くの人と共有している。

個人的には良い情報はより多くの人と共有をして、世の中に活用してもらうことが一番だと思っている。だから情報の共有はしたらいいよ、、、って。

 

でもそこにもルールがある。

そこにも礼儀がある。

これが欠ける人が多いから、情報に対する敬意、その情報を発信してくれた人への感謝があまりにも低すぎると感じることが多くある。

 

昨日FBにつぶやいたこと。仲間が色々と反応してくれた(個人的なメッセージもいくつかもらった)

個人的には情報は公になった段階で(それがセミナーであろうとブログやSNSだろうと)、その時点で自分の手から離れていると感じている。(肖像のある写真はちょっと別)

私にとってはA-Yoga認定者の権利を守るために情報の開示レベルは決めているが、基本的にはいいと思ったものは多くの人に知ってもらって、あとはその人たちがそれをどう使うかはその人たちが考え決めればいいと思っている。その人たちが誠実に扱ってくれたらそれでいい。

自分だけの情報なんて基本ないと思っているから。
それがたとえ知識情報であっても。

私のような仕事に関していえば、その考え方を伝えたくらいで簡単に出来てしまうようであればそのレベルにしか自分がないから、、、って思っている。

情報を開示しても、それを使う人間がどうであるかが最終的なポイントであって、情報の開示=技術の習得ではないと思っている。

いいものはみんなで共有すればいいじゃん、、、って。
そうすることで中途半端な(あ、失礼、、、)情報でこの業界にいる人が減って、色々な視点を共有出来て、そうすることで多くの人の幸せに貢献できるのであれば、情報共有万歳って思う。

ただそこにはきちんとそれを使わせてもらう礼儀があってのことだけどね。

この考えに関しては(情報はみんなのもの)、賛否両論あると思う。

 

ここで考えてもらいたいのは、例えば私(A)の講習を受けた人(B)がいる。

その人が講習を受けた内容を自分の解釈で他の人(C)にそのものを教える。

そのCはAのオリジナルの情報からの学びでなく、Bというフィルターを通した学びを得て、そしてまるでAの内容を理解したかのように思う。

 

これって本当に危険なんですよ。というか、これは先のブログに書いた転載と同じだと思いませんか?オリジナルのものに加工をして使う。これにはオリジナルの著作者の許可なくしては著作権侵害という罪になる。そこまでおおげさでなくとも、そういう意識を持っているかどうか、、、が問題だと思っている。

 

解剖学や生理学のようなものと、ある個人が作り上げたメソッドや技術、方法論を混同してはいけない。

 

この業界学んできたものをすぐに自分の講習やセミナーにいれるのを見かける。

パクリ(真似)から次が生まれる。だから真似ればいい。

でも真似るならまずは完璧にそれを真似られるまでやり切ってほしい。

その真似が完璧にできたら、その時は自分のものとして発信できるはずだから。

そうやって物事は発展していく。

一番困るのは表面的な情報だけとって、自分がわかったつもりになること。

情報を得る=技術の習得ではない。そこを勘違いしている人が多すぎる。

だから技術の向上ができないから、また情報を得るためにセミナーを受講する(誰かが誰かのものをいただいたものを)。で、その情報を得たらきっと道が開けると思うけど、本質を理解できていないから、また同じ繰り返しに陥る。そんな人には「完璧にパクれるまで一つのことやってみたらいいよ、、、」っていうしかない。「自分らしく」はその先の先にある。

 

一つ提案できるのは、オリジナルときちんと接することの大切さ。

お台場にある自由の女神でなく、NYにある自由の女神をみてみようよ、、、って。

情報とは、その空間が作り出すものがあるからこそ生きてくる。

オリジナルを作った人の思い、その人の考え方、その人の葛藤、その人の情報との接し方、言葉の選び方、すべてが含まれて情報が成り立つ。

どういう過去があり、今どこにいて、そしてその情報がこれからどこに行くのか(未来)

オリジナルを作った人はそこまで考えて情報を発信している。

その考え方に接しない限り、なぜ今その情報なのか、、、は理解できないはず。

私が学ぶときは、まずはできる限りそのオリジナルに近い人に学ぶことにしている。誰かに面白い話を聞いたとしても、その源流はどこかを探してそこにいって情報に接することにしている。

 

去年チェコに行ってDNSの根幹に接して、DNSの本当の素晴らしさを理解した。

あそこに行かなければ気が付かなかったこと。

 

テキストに書かれた文字だけ、誰かが聞いてきたその人の言葉ではそれは伝わらない。

情報とは紙に書かれているものではなく、過去から今そして未来に向かうすべての時系列の思いも含まれているのを忘れてはいけない。

 

講師として活動する人間一人一人が、もう少し意識して情報を発信し、情報の共有を行わなければいけないとつくづく思ったここ数日。

 

ラボでも毎月A-Yoga認定者がセミナーを開催しています。

スタートは私が発信した情報の学びかもしれないけど、そこから実践を通して学びを通して彼女たち自身の情報となる。資料をみればそれが彼女たちの内側からの情報か、、、はわかる。

 

学ぶなら源流に近いところまで行くか、とことん完璧にパクってそこから派生した人から学ぶことをお勧めします。

 

そしてそれを作り上げた人に敬意を示して、必ず引用しましょうね!

誰かから学んだことを伝えることは決して恥ずかしいことではない。

誰もが誰かから学んでいるのだから。

だから堂々と「これはXXという人が提唱しているものですが」「これはXXというメソッドでも言われていますが」って言うことで、あなたから情報を得た人たちがきっと感謝するはずです。

さて、皆さんはこれからどう情報と接しますか?

 

 

 

 

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

w

%s と連携中